ドラゴンバスターのストーリー
ドラゴンに人質にされた王女セリアを助けるため、主人公のドラゴンバスターの青年「クロービス」が冒険をする物語。しかしそこに至るためには何匹ものドラゴンのいる山を抜けねばならず、その山に至る道も洞窟や墓場や塔などに魔物たちが住み着いている。果たしてこれらの苦難を抜けて、主人公は王女を助けられるのだろうか?
概要
ドラゴンバスターとは、直訳すれば「竜を退治する者」の意味だが、各ステージのラストに待ち受けるドラゴンを倒すため、旅をする勇者を題材としている。スピード感のあるアクションと、並み居る雑魚敵をなぎ倒しながらダンジョンを駆け抜け、頻繁に現れるルームガーダーと呼ばれる中ボス的な敵と一騎打ちになるなど、メリハリの利いた演出が特徴。当時コンピュータRPGやアクションRPGの流行でファンを増やしていたヒロイック・ファンタジー的な内容により人気を博した。
オリジナルアーケード版のプログラマーは現在SF作家である大場惑。
ファミコン版は別物と言ってもいいほど内部処理が異なっている他、アイテムや敵の種類増加や謎解き要素が盛り込まれていた。
なお、企画段階では『ドラゴンクエスト』もタイトル案のひとつに上っていた。
ゲーム自体はサイドビュー(横から見た図)アクションゲームで、プレイヤーは主人公クロービスが持つ剣で敵を切って進むゲームである。クロービスは歩く・走る・ジャンプする・しゃがむ・ツタやロープをよじ登るといった動作をし、更に空中でもう一度レバーを上に入れることで「2段ジャンプ」をすることが出来、また、ジャンプ中にレバーを下に入れたまま剣を振ると、「兜割り(1段ジャンプ中や着地の瞬間)」や「垂直斬り(2段ジャンプ中や縦穴落下中)」と呼ばれる攻撃力の大きな技を出す事ができる。この他、巻物を手に入れることで、回数制限があるもののファイアボール(魔法)を使ったり、剣や盾・マッシュルームといったアイテムを取ると、戦いが有利になる要素が組み込まれていた。
各ステージでは、プレイヤーはドラゴン山に辿り着くため、途中の道のりに幾つもある迷路状のダンジョンに潜っては、通路をうろつくモンスター、更には途中の部屋に潜むルームガーダーと呼ばれるモンスターを倒しつつ出口を探し出す。
時間制限があり、出口を探し当てるまでに、もしくは出口出現後に一定時間を過ぎると警告音とともにBGMが替わり、ワニに似たモンスター「ケイブシャーク」が突然現れて主人公に噛み付きバイタリティーを削り取る。これは永久パターン防止の為なのだが、実はケイブシャークは倒せる上に得点もついてしまい、その存在を利用した永久パターンが存在する。永久パターン防止キャラクターとしての役目を果たしていないばかりか、その行為に拍車を掛ける、本末転倒な存在だった。
プレイヤーは一定のバイタリティを持ち、敵の攻撃などを受けることで減少、ダンジョンを抜けるたびに少し回復する。バイタリティが無くなるとゲームオーバー。最後にドラゴン山のドラゴンを倒すと一つのステージクリアとなる。
ステージ開始前には、ドラゴン山までの経路を示すラウンドマップが表示されてドラゴン山までのルートを選択できる。ルートはプレイヤーの選択で選ぶ事が出来、アイテムが多いがダンジョンが複雑なルートや、比較的攻略しやすいステージなどがあった。全12ラウンドで、13ラウンドからは9~12ラウンドのパターンが繰り返される。また、100ラウンドになると、ラウンド表示は「GIVE
UP」となる。
各ステージ最後のドラゴンには各々、頭・首・腕・胴・足・翼といった弱点があり、これを効率よく攻撃する事が、攻略の鍵となった。なおアーケード版では、セプター(王杓)などのアイテムを持っていないと他のドラゴンに助け出した姫がさらわれたり、王冠を持っていると姫が主人公に接吻したりといったオマケ要素も盛り込まれていた。
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