名作ゲームどっとこむ 菅野ひろゆき(かんの ひろゆき)氏のゲームソフト一覧
ゲーム動画(YouTube)
菅野ひろゆきはSFとミステリーを愛読しているというだけあって、タイム・トラベルと探偵を扱った作品が多い。『DESIRE』、『YU-NO』、『エクソダスギルテイー』、『カード・オブ・デスティニー』が前者、『EVE』、『不確定世界の探偵紳士』、『ミステリート(第1作目)』等が後者に当たる。『十次元立方体サイファー』では2種類のシナリオがあり、両方のパターンに含まれる。よく取り上げられるテーマは、自己犠牲、友情、愛、生命倫理。シナリオはAVGの一部に過ぎないと考える菅野は、シナリオとシステムの融合を模索する。 物語を様々な方向から追う『DESIRE』や『EVE』のマルチサイトシステム、AVGの新たな可能性を提示した『YU-NO』のA.D.M.S.などに菅野の努力のあとが見られる。本や映画では不可能な表現を実現するのが目標だという。
菅野ひろゆき

菅野 ひろゆきは、主にコンシューマ市場、Windows-PC市場で活動する日本のゲームデザイナー・シナリオライター。旧名ペンネーム、剣乃(けんの)ゆきひろ。株式会社アーベル代表取締役社長

ホーム > 菅野ひろゆき氏
下へ 
菅野ひろゆき&剣乃ゆきひろのゲームソフト一覧
 菅野ひろゆき名義のゲーム 上へ 
タイトル 備考 価格
EXODUS Guilty (エクソダスギルティー) 現代、過去、未来の3人の主人公が各々の時代で話をすすめ最後にリンクしていく。企画・脚本・ゲームデザインを担当。 6,090円
カード・オブ・デスティニー アーベル初のRPG作品、伝説の勇者アスとなって乱れた王国を平定する。企画・原案・ゲームデザインを担当。  
十次元立方体サイファー
~蒼き月の水底~
閉鎖空間で1週間を過ごすことになった主人公がその館に秘められた謎に迫る。推理系とSF系の2つの結末があり、どちらのエンディングになるかはゲームインストール時にランダムで決まる。企画・脚本・ゲームデザインを担当。  
十次元立方体 サイファー
~ゲーム・オブ・サバイバル~
PS2移植版、企画・脚本・ゲームデザインと明記。ベスト 2,940円
PSP版 6,090円
7,140円
すくぅ~る・らぶっ!
~恋と希望のメトロノーム~
企画・ゲームデザイン・監督  
不確定世界の探偵紳士
~悪行双麻の事件ファイル~
不確定世界のシナリオ担当者は「Hiroyuki.K」であり、菅野であることは明白。探偵となって様々な依頼を解決する。企画・脚本・ゲームデザインを担当。 7,140円
探偵紳士 DASH! Dreamcastでの移植版「菅野ひろゆき」とクレジットされている 6,800円
ミステリート~不可逆世界の探偵紳士~ 探偵紳士の続編。18歳の女装する少年探偵となって難事件を解決する。シナリオ担当者が非公開になっているが、2000年にセガDreamcast用ソフトとして開発が発表された時に、菅野の名が企画・シナリオとして紹介されている。  
ミステリート
~八十神かおるの事件ファイル~
PS2移植版。
企画・脚本・ゲームデザインと明記
7,140円
ミステリート PORTABLE
~八十神かおるの挑戦!~
PSP移植版。
企画・脚本・ゲームデザイン・監督
6,090円
ミステリート
~アザーサイド・オブ・チャーチ~
妃路雪≠卿」名義。企画・脚本・ゲームデザイン担当。  
 剣乃ゆきひろ名義のゲーム 上へ 
タイトル 備考 価格
禁断の血族    
悦楽の学園    
DESIRE~背徳の螺旋~ SFとしては古典とも言える時間の無限ループが物語の核。企画・脚本・ゲームデザイン・プログラムを担当。  
XENON~夢幻の肢体~    
EVE burst error(イヴ・バーストエラー) 連続殺人の謎を追う。企画・脚本・ゲームデザイン・プログラムを担当。 7,800円
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO ある装置を使いパラレル・ワールドを旅する。企画・脚本・ゲームデザイン・総合プロデュースを担当。パッケージ・広告デザインも担当している。 7,800円
 その他のEVEシリーズ (菅野ひろゆき氏 関係なし) 上へ 
タイトル 備考 価格
EVE The Lost One セガサターン、イマジニア
1998年3月12日
8,190円
EVE ZERO PS、ドリームキャスト
ゲームビレッジ
2000年3月30日
6,800円
EVE The Fatal Attraction PS、ゲームビレッジ
2001年9月27日
  
EVE new generation PS2、角川書店
2006年8月31日
7,140円
シーズウェア時代 上へ 
『禁断の血族』でプログラムを担当する。ゲームのプログラミングは未経験であった為
試行錯誤を重ねることになる。続く『悦楽の学園』においては、プログラムに加え
シナリオも担当。制作期間は二ヶ月ほどしかなかったが、短期間でゲームを完成させ
たことに菅野は満足していた。しかし発売後、パソコン通信での電子掲示板を見て
『悦楽の学園』評価が、菅野の予想よりもはるかに悪く、ショックを受ける。
特に「デジタルコミックに過ぎない」という評価がこたえたという。その中で、作り手の
苦労などは対価を支払って購入するユーザーには関係のないことだと気付かされる
環境の悪さを言い訳にしていた菅野はこれを機に考えを改め、短い期間でどうしたら
面白いゲームを作れるか思案することになる。
以後、シーズウェア・ブランドのコンテンツは、全て菅野が企画・脚本・ゲームデザイン
・プログラムを一人で手がけることとなる。
そんな環境から生み出されたのが『DESIRE』である。
感動的なシナリオとマルチサイトシステムが高く評価され、出世作のひとつとなる。
翌年、マルチサイトシステムを採用した『EVE burst error』が爆発的なヒットを記録。
菅野の名声はさらに高まった(上述の作品はいずれもPC98用)。
なお、「EVE」シリーズの続編に、菅野ひろゆきは一切関わっておらず、また今後も
関わる予定はないと雑誌インタビューにてコメントしている。
菅野ひろゆき作品といえるのは第一作目の『EVE burst error』のみである。
エルフ時代 上へ 
姫屋ソフト(シーズウェア)を退社後、エルフの取締役に就任する。
シーズウェア時代は、作品の制作期間が二ヶ月から四ヶ月ほどしかなかったが、
エルフにおいては八ヶ月もの制作期間を得る。また、プログラマを兼任する必要が
なくなり、ゲームデザインやシナリオの製作に専念できる環境の中で
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』(PC9801用)を開発する。
マルチサイトシステムがユーザに高く評価されていたが、この手法は、菅野の中では
すでに完結しており、新しい仕組みを模索することになる。
『ウィザードリィ』などを愛好する彼は、ダンジョンRPGのオートマッピングをヒントに、
「A.D.M.S.(Auto Diverge Mapping System)」というシステムを作り上げる。
これは、『弟切草』に始まる単純なマルチエンディングを快く思わない菅野が、
マルチエンディングの新たな可能性を世に示すために考案したものだった。
当初は現代編を序章、異世界編を本編とする予定だった。しかし、開発の遅れから、
現代編を本編とせざるを得なかったという。このため、菅野は自分の中で『YU-NO』を
駄作
と位置づけるが、発売後、ユーザーに絶賛されたことを受け、自信を取り戻す。
特にA.D.M.S.は、AVGの到達点、金字塔と評された。
『DESIRE』『EVE』『YU-NO』の三作により、菅野の名声は不動のものとなる。
アーベル時代 上へ 
1997年12月、株式会社アーベルを設立。独立の理由は「理想の環境を求めて」
コンシューマ市場でオリジナル作品を制作した経験はまだなかったが、
『DESIRE』『EVE』『YU-NO』がSSに移植されたことにより菅野の知名度はコンシューマ
市場にも広まっていた。そのため、アーベルの設立はゲーム雑誌でも取り上げられ、
話題となる。1998年11月26日、最初の作品としてPS版『EXODUS Guilty』(以下『EG』)
を発売。『EG』は十数万本を販売したと言われ、セールス的には大成功といえた。
しかし、この作品を高く評価する声がある一方で、それまでの方向性からはずれた
キャラクター重視路線などに落胆する声もあり、菅野ひろゆき作品の中ではもっとも
賛否両論の激しい作品と言われている。
なお、同作品はコミック、小説、ドラマCDと展開し、同人誌の数も菅野ひろゆき作品の
中ではもっとも多い。
菅野は会社設立以後もAVGの製作を熱心に続け、『不確定世界の探偵紳士』
『ミステリート~不可逆世界の探偵紳士~』『十次元立方体サイファー』
、アーベル初の
RPG『カード・オブ・デスティニー』(企画・原案・ゲームデザイン)など、ゲーム性・
シナリオ性を重視した作品をリリース。
特に『ミステリート』は、キャラクター性に特化したコミック的手法を採られており、
数ある菅野ひろゆき作品の中で唯一続編を意識した作りになっている。
  上へ

  菅野ひろゆき. (2008, 12月 5). Wikipedia, . Retrieved 3月 10, 2009 from http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E8%8F%85%E9%87%8E%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%82%86%E3%81%8D&oldid=23244899.