ビックリマンワールドの概要
セガとウエストンが1987年にアーケードゲームとして売り出した「ワンダーボーイ モンスターランド」を、ハドソンがPCエンジンに移植する際に、キャラクターをビックリマンに登場するキャラクターに置き換えた。PCエンジン本体と同時に発売されたPCエンジン最初期の作品。
「モンスターランド」を再現しているが、蛇やコウモリなどの雑魚敵はそのままである。敵の攻撃もそのままであり、「モンスターランド」で巨大イカが吐き出す泡が魔肖ネロの武器となっている。
ゲームの最初と最後だけ見ると、スーパーゼウスに命じられヘッドロココが靴や鎧などの装備を買いながら始祖ジュラを倒しに行くストーリーである。ワンダーボーイ・モンスターランドの忠実な再現となっているが故に、スタート時のヘッドロココは、ほぼ全裸でスタートするという仕様など、道中は何をしているのか良く分からない構成になっている。始祖ジュラの正体はブラックゼウスであり、これを倒せばクリアであるが、エンディングはスーパーゼウスにお礼を言われた後、真っ暗な画面になって音楽が流れるだけで、制作スタッフのクレジットはない。
靴や鎧は安いものから順に登場し、全部の装備を買えるほどには金がたまらないので、計画が必要となる。
制限時間が設けられており、0になるとライフが一個分減る。道中に落ちている砂時計を取得すれば制限時間は元に戻る。ライフゲージが0になると死ぬ。
モンスターワールドではハイスコア集計の際、クリア時のGOLDの総額がハイスコアアタックの対象となっており、GOLD所得時にある条件を満たすことで、通常よりも多い60GOLD前後を取得する方法があったが、PCエンジンへの移植の際にこの仕様は全て排除したり、コンティニュー導入など、いくつかの違いがある。コンティニューにより、装備などは引き継がれるものの、再開始時はライフは初期値であり、GOLD増加がない分、難しい。
発売当時、セガマニアの読者比率が高かった雑誌『Beep』の読者コーナーでは「ソックリマンワールド」と揶揄された。
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