3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!のあらすじ
2004年のサクラ中学、名物教師の「金八先生」こと坂本金八が1年間入院することになってしまう。そこに、しばらく教壇を離れていた主人公(プレイヤー)は金八の推薦を受け、代理として教職に復帰する。主人公は3年B組を受け持ち、さまざまな問題を解決しながら、卒業式までの1年をサクラ中学で過ごす。
概要
TBSのテレビドラマである『3年B組金八先生』のタイトルを冠してはいるが、内容は完全にチュンソフトのオリジナルである。これは元々学園を舞台としたゲームを制作していたチュンソフトが、ドラマ『かまいたちの夜』を放送した縁のあるTBSに、既にある程度出来上がったシナリオを持ち込み『金八』の名前を使うことを申し入れたためである。これにはいわゆる「学園シミュレーション」や「学園ものギャルゲー」などとの差別化を図る狙いがあった。ドラマ『金八』のスタッフは製作にほとんど絡んでいないが、プロデューサー柳井満のシナリオチェックは受けている。
舞台となる中学校もドラマの舞台である「桜中学」ではなく「サクラ中学」という独自の設定(ただし美術的には同じ中学校でのロケ)で、また、「坂本金八」や「大森巡査」などドラマ『金八』からの登場人物もあくまで特別出演といったポジションでありストーリーへの絡みは薄いが、主人公への助言者としての「金八節」はゲームでも健在である。
ゲーム開発途中でドラマ『金八』の第7シリーズ製作が立ち上がり、結果として放映と前後する時期にゲームが発売されることになった。
これまでチュンソフトが創ってきたジャンルであるサウンドノベルに続く、新たなジャンルRPD(ロールプレイドラマ)という位置づけである。フルボイス、一部アニメーション付き。
CMのキャッチコピーは『一度教壇に立ってみろ。先生の気持ちがよ~く分かるぞ』。
ゲームシステム
シナリオ系ゲームで標準的な「グラフィック+文章ウィンドウまたはオーバーラップ」というスタイルではなく、フルボイスを生かしたグラフィックのみの表示となっている点が特徴。さらに、いわゆる「セリフ送りボタン」は用いず自動的に会話が送られるため、イベントシーンはアニメやドラマ番組を見ているような感覚で進行する。(ただし、「読み返し」機能で文章を読むことは可能。また、一度聞いたセリフはスキップ可能)
全体の1年は10話(=10期間)に分かれていて、その期間内で1ないし複数シナリオが展開する(ザッピング)。各シナリオの冒頭および要所ではイベントカードを入手することができる。主人公が移動した先にいる登場人物にイベントカードを使用することで、情報を収集したり、行動を起こしたりして、ゲームを進めていく。
各シナリオには、主人公の行動結果によってグッドエンド、ノーマルエンド、バッドエンドが存在する(グッドエンドとバッドエンドのみのシナリオもある)。バッドエンドになると、プレイヤーは金八先生からの叱咤をうけるハメになってしまう。(第9話~第10話は例外で即ゲームオーバーとなる)
連続テレビドラマを強く意識したらしく、各シナリオは順調にプレイした場合にほぼ1時間でクリアとなるよう構成されている(後述のザッピングが絡んだ場合はその分長くなる)。また、各シナリオの前には15秒の「次回予告」が入る。
完全版パッケージの裏に書かれているキャッチコピー、「購入者の96%が感動!!」はアンケート葉書等の満足度調査の結果によるものである。『街 〜運命の交差点〜』を抜き、当時のチュンソフト歴代一位となる高評価を得た。
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