シナリオ構成
このゲームの主人公(プレイヤーキャラクター)は、倉成武と記憶喪失の少年の2名。シナリオは倉成武の視点でプレイする武編と、記憶喪失の少年の視点でプレイする少年編に分かれる。武編と少年編のいずれをプレイするかについては、シナリオの序盤でプレイヤーが意識的に選択する。
このゲームは恋愛アドベンチャーゲームに分類され、いわゆるギャルゲーの要素をもっており、それぞれのシナリオについて攻略対象ヒロインが設定されている。武編では小町つぐみと茜ヶ崎空、少年編では田中優と松永沙羅である。
ヒロインとされているキャラクターのうち、八神ココのシナリオ(ココ編)についてはロックが施され、前作にあたる『Never7 -the end of
infinty-』と同様に他の4人のシナリオでグッドエンドを迎えることで初めてロックが解除される。ココ編ではストーリー中にちりばめられた事件の謎が解明され、グランドフィナーレを迎えることになる。尚、ココ編は武編、少年編とも独立している為、条件を満たしていればどちらの視点からでも突入可能である。
本作の見所
物語中にはある「仕掛け」があり、またこれこそが物語の最大の鍵である。その伏線はココ編以外の4編の随所に「不可思議な現象」として提示されるが、普通に1人をクリアしただけでは謎が解けるどころか、むしろクリア前よりも謎を多く残した形で終わってしまう。4人クリアした後に分岐可能になるココ編にて、この仕掛けの全てが明かされる。またこの仕掛けのために、シナリオのみならず設定・解説書などまでが一役買っている。この仕掛けは、さらに発展した形で次回作の『Remember11
-the age of infinity-』に受け継がれている。