ワギャンランドの概要
恐竜とロボットを掛け合わせたような外見を持つ緑色の不思議な生物「ワギャン」を操作し、マッドサイエンティストの「Dr.デビル」に征服された故郷の島「ワギャンランド」を取り戻すため、様々なステージをクリアしていくアクションゲーム。右方向に進み終点を目指す横スクロール式のステージがほとんどだが、一部には左方向や縦方向に進むステージも含まれる。各ステージの最後に待ち受けるボスキャラクターとはしりとりや神経衰弱など知恵比べの要素が強いミニゲームで対戦を行う。
ワギャンは口から発する「ワッ」「ギャー」といった声による音波攻撃を行うことで敵をしびれさせることができる。音波で敵を倒すことはできないものの、しびれている敵は上に乗ることができ、足場として利用できる。ステージ内に配置されている拡声器のような「ワギャナイザー」を取るたびに、ワッ→ギャ→ガー→ギャーと、音波も大きくなり、しびれさせる時間も長くなる。ワギャナイザーを4つ集めると一定時間移動速度が上がり体当たりで敵を退治できる無敵状態になる。また、最終面では、多くの場合、敵を倒す音波を撃てる「スーパーワギャナイザー」、自在に空を飛べる「ワギャコプター」、Dr.デビルとの戦いの際に4つの勝負(しりとり、神経衰弱、モザイク当て、数字探し)のうち1つ選んで取り止めにできる「おまもり」など、いくつかのアイテムが登場し、そのうち1つを選んで入手することができる。
このゲームには体力やライフといった概念は無く、ワギャンは敵や罠に触れてしまうとすぐにミスとなってしまう。しかしジャンプ能力は高く設定されており、またステージ構成も複雑でないためアクションゲームとしての難易度はやや低めである。加えてキャラクターのかわいらしさ、明るい雰囲気のゲーム画面や音楽、反射神経よりも知力やひらめきを要求するミニゲームなどの要素から、当時のテレビゲームのメインユーザーだった男児だけでなく、女児を中心とした女性層からの支持も得た。
日本では幅広い層から支持を集めたこのゲームシリーズではあったが、海外では発売されなかった。その理由として日本独自の言葉遊びをコンピュータゲーム化した「しりとり」を海外向けに作り直すことが困難だった点が挙げられる。このしりとりゲームはミニゲーム扱いとはいえ作品中で重要な位置を占めており、ワギャンランドシリーズを代表する要素の1つでもあった。
スーパーワギャンランドの概要
シリーズ初のスーパーファミコン用作品。グラデーションを多用した立体的なグラフィックにステレオ化された音声など、上位機種への変更に沿った表現方法の向上が図られている。ミニゲームにはスーパーファミコンの機能を活用した「モザイク当て」が新たに加わり、以前の数さがしは「数字探し」に名前が変更された。
前2作からボスキャラクターやステージ構成、BGMの引用がされているため、内容は新作というよりも総集編の趣きが強い。シリーズで初めてパスワードコンティニューと難易度設定が採用され、後の作品にも定着した。
特に本作の「KAMISAMA」モードはシリーズ全作において最高の難易度を誇っており、ファンを唸らせた。
本作以降はFC版1及び2にあったルート選択やワープゾーンが無くなり一本道となった。また、しりとりで「ん」で終わるパネルを選ぶと負けになるルールが追加された。これにより最後の悪あがきとして使われた「裏読み頼みで片っ端から選ぶ」という手段が取りづらくなった。
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