EVE burst error(イヴ・バースト・エラー)
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『EVE burst error』(イブ・バースト・エラー)は、C's wareが製作したAVG。EVEシリーズの一作目。私立探偵天城小次郎と国家エージェント法条まりなを交互に操り、連続殺人事件の裏に隠された秘密に迫る。
概要
『DESIRE』に始まるマルチサイトシステムは、ひとつの物語を複数の視点から眺めるための仕組みである。といっても『DESIRE』の場合は物語の構造が単純であり、主人公をふたり用意する必然性を欠いていた。
この問題を解消するため、『EVE』においては、二本のシナリオに補完と対立の関係を持たせた。
初めは接点を持たない二本のシナリオが、ゲームを進めるに従って絡み合い、収束する様は見事である。小次郎とまりなが同時に公安のデータベースに侵入する場面は、特に評価が高い。『DESIRE』の時は未成熟だったマルチサイトシステムは、この『EVE』によって完成されたのだった。
音楽も魅力のひとつである。FM音源(PC98版のみ)が奏でる豊かな音色は物語に陰影を与え、歓喜、恐怖、悲哀をより深いものとした。物語と音楽の融合が完全に果たされたハッキングのシーンは、今も語り草となっている。
基本システム
いわゆる「コマンド総当り方式」を採用している。フラグを立てるには、用意されているコマンドを手当たり次第に選択しなければならない。
マルチサイトシステム
いわゆる「群像劇」を実装している。小次郎編とまりな編のどちらか一方だけを進めても必ずどこかで行き詰る。たとえるなら、小次郎編で開けられないドアをまりな編で開けることで、小次郎編が進むようになる箇所が、いくつか存在するのである(逆もしかり)。よって、適宜シナリオを切り替えてゲームを進める必要がある。
これは、シーズウェアの『DESIRE』で採用されたマルチサイトシステムを進化させたものである。『DESIRE』においても二本のシナリオが用意されているが、交互に進めなくてもよいのでゲーム性に乏しい。
シナリオ紹介
小次郎編
さびれた倉庫街に事務所を構える探偵の天城小次郎は、紛失した絵画の捜索を依頼される。灰色の脳細胞を駆使し、見事探しあてるが、やがてこの絵画をめぐり重大な事件が起こるのであった。
まりな編
内閣調査室の捜査官・法条まりなは、エルディア駐日大使の娘である御堂真弥子の護衛を命じられる。ふたりは行動を共にするうちに友情を深めてゆくが、彼女たちの裏ではある陰謀の準備が着々と進められていた。
小次郎編とまりな編はお互い関連がないように見えるが、ゲームを進めるに従い関連が明らかになる。 |
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攻略本
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